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Anime Expo 2019
ワーナー ブラザース ジャパンパネルに、
「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」から
大森&末吉プロデューサーが登壇!!
約3,400人の来場者が無駄無駄ラッシュ!!
荒木飛呂彦先生へのビデオインタビューや
デイヴィッドプロダクションへの潜入映像も世界初上映!!

2019.07.12

2019年7月4日~7月7日にかけアメリカ・ロサンゼルスにて行われたAnime Expo 2019において、本作から大森啓幸プロデューサー(ワーナー ブラザース ジャパン)&末吉孝充プロデューサー(集英社)の両名が、ワーナー ブラザース ジャパンパネルに登壇!!

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2019年7月4日~7月7日にかけアメリカ・ロサンゼルスにて行われた北米最大級のアニメ・コンベンションAnime Expo 2019。現地時間7月5日(金)15:30より実施されたワーナー ブラザース ジャパンパネルでは、本年度のタイトルを”Warner Bros. Japan Anime Lineup featuring JoJo’s Bizarre Adventure”とし、日本からTVアニメ「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」のプロデューサーである大森啓幸プロデューサー(ワーナー ブラザース ジャパン)と末吉孝充プロデューサー(集英社)を招きました。

本編放送は37話「王の中の王(キング・オブ・キングス)」を終えたばかり(海外ではCrunchyrollでサイマル配信)。残すところ第38話「ゴールド・E・レクイエム」と最終話「眠れる奴隷」を残すのみと、物語のクライマックスに向けファンの熱量も高まる中、会場に訪れたジョジョファンたちの興奮も最高潮に達している様子!!そしてワーナー ブラザース ジャパンパネルでジョジョのコーナーが始まるや否や、先ずはパネルに訪れた約3,400人の来場者全員で映像に合わせジョルノの「無駄無駄ラッシュ」を一斉にコール!!ファンのあまりの熱量に待ちきれなくなった大森プロデューサーと末吉プロデューサーが、ファンと一緒「無駄無駄」をコールしながらステージに登壇。末吉プロデューサーの「What’s up, LA?」の掛け声に満席の会場から大歓声と歓迎の拍手が沸き起こった。

ステージに登壇した大森プロデューサーにMCから「先ほど皆さんでコールした“無駄無駄”シーンの裏話を聞かせてください」とリクエスト。大森プロデューサーは「あのシーンは6人のアニメーターが原画を手掛けており、誰が一番うまく描けたかを競い合っていたんですよ」と、制作秘話を明かしました。「誰が1位だったんですか?」というMCの質問に対しては、「それは決められませんよね!」と大森プロデューサーは全アニメーターの功績をたたえ、また、原作サイドのプロデューサーとして登壇した末吉プロデューサーには、「ジョジョが他の作品と違う点はどこですか?」という質問が投げかけられると、「ジョジョがより顕著、という意味で言うと、関わっているすべての人達のジョジョ愛が強すぎるところですかね!」と、チームの結束の強さを披露しました。

続いてジョジョシリーズのアニメーションを第1部から制作しているデイヴィッドプロダクションへの潜入レポート映像を上映!!こうした形でアニメーション制作スタジオの現場を公開するのはジョジョ史上初の試み!!先ず紹介されたのが、ブチャラティの動きに合わせ服に模様を貼り込む作業風景。「当初は手書きの予定でしたが、あまりにも大変なのでデジタルでテクスチャをはめ込む方法に変更しました。それでも大変な作業なことには変わりなく、ご担当の方の相当な努力がありました」と末吉プロデューサーが制作現場の状況を明かすと、会場からはデイヴィッドプロダクションとスタッフへの感謝を表す温かい拍手が起こった。続いて色彩設計の佐藤裕子さんのデスクへ移動し、シルバー・チャリオッツの通常時・夕暮れ時の設計を調整している様子を紹介。また、荒木先生の原画集やレオナルド・ダ・ヴィンチなど名だたるイタリアの巨匠の画集も資料として使用されている様子も披露された。「イタリアといえば、シリーズが始まる前にロケハンに行ったんですよ。3人の監督と制作スタッフ数名で、9日でイタリア中を回りました」と大森プロデューサーは話します。最後には演出の亀井隆広さんのデスクではチェック作業の説明をしていただく等、制作最中の貴重な様子が十分に楽しめる映像に、ファンは終始くぎ付けになっていました。

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次に披露されたのは、原作・荒木飛呂彦先生へのビデオインタビュー映像!!映像の中で、荒木先生は第5部の特徴について、「人生に選択肢のない状況に生まれてきた人間たちの哀しみや、組織における裏切りの美学、また滅びの美学といったものをテーマに、美しい男たちを描くことを最も重要視しました」と話す。また好きなキャラクターについては「ミスタですね。肯定的ですよね、忠実で迷いがなくて好きです」と明かすと、会場からは大歓声が沸き起こった。暗殺者チームからは「プロシュートとペッシの、兄弟分の関係は好きですね。自分で描いていてザ・グレイトフル・デッド(プロシュートのスタンド)の能力は面白いなと思いました」とコメント。また物語の舞台であるイタリアについて話が及ぶと、「明日もし世界が終わるなら、トマトソースのスパゲッティが食べたいですね。母親の得意料理がトマトソースのスパゲッティでした」と話しました。「Anime Expoにいらっしゃって頂けますか?」という質問に対して「機会があれば是非行きたいですね」とコメントすると、荒木先生の登壇を長年に渡って待ちわびているアメリカのファンから期待の声が上がります。最後に先生はアメリカのファンに対して「元気に過ごし、ジョジョの奇妙な冒険を楽しんでくださいね!」と締めくくり、ファンへの気遣いを示しました。このインタビューの撮影に立ち会った末吉プロデューサーは、「撮影の日は先生のお誕生日だったんです。撮影が終わるとジムに行かれるとおっしゃっていましたよ。」と当日の状況を披露して笑いを誘いました。

その後に設けられたのはクイズ形式のプレゼントコーナー。「”無駄無駄“原画は何人のアニメーターが描いたか?」「荒木先生の好きなイタリア料理は?」など、パネル内で披露されたエピソードをクイズ形式で出題し、正解者にはぬいぐるみやフィギュア、キャップなどのジョジョグッズが贈呈されました。

およそ1時間にも及ぶパネルでしたが、終始ジョジョの熱いファンたちの熱狂ぶりが伺え、ジョジョシリーズの世界的な盛り上がりを再認識させられるパネルとなりました!!いよいよ最終話を迎える本作。第38話「ゴールド・E・レクイエム」&最終話「眠れる奴隷」は、TOKYO MX他にて7月28日(日)20時より2話連続放送となります!!お楽しみに!!

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